目を覚ますと空気がもっさりしていました。洗濯日和ではなさそうです。
窓から下を開けると,アスファルトや土の色が黒ずんでいます。上を見て目を凝らすと,うっすらと降っています。
なにゆえ?
なんで,雨が降ると道が黒ずむのでしょう?
一般的に,紙や布,木といったものも濡れると色が暗くなります。今までそういうものだと思っていましたが,色のあるものに透明なものが合わさると暗くなるというのは意味がわかりません。加法混色でも減法混色でも説明がつきません。
とてもググりたいですが,ちょっと踏ん張ってみます。物理は苦手でしたしほぼ忘れましたが。
とりあえず紙の場合で考えます。まず,「濡れて黒ずむ」という現象は,水が対象に染み込んだときにしか起きない気がします。プラスチックや陶器が濡れても,色は変わらないですから。
染み込むということは,水の粒が対象に入り込むということです。いまは見た目の話をしているので,表面のことだけ考えます。すると,対象表面は紙の繊維と水の粒で占められている形になります。
元の物質の上に水の粒がある場合,光は「光源→水→繊維→水→目」の順で進みます。海とかを見る限り,透明に見える水も完全に光を透過するわけでもないようです。なので,水を通るときに光が弱まる(≒黒ずんで見える)のではないでしょうか。
‥‥‥
それっぽく書いてみましたが,紙の表面にある水滴程度で色が変わるほど光を吸収するか疑問です。
諦めてググります。
………
「子ども科学電話相談」の記事が一番上に出てきました。
https://www.nhk.or.jp/radio/kodomoqmagazine/detail/20180824_02.html
水の膜によって乱反射が抑えられるから白っぽさが減る,という理屈のようです。私の答えはあんまり正解ではないですね。
乱反射がキーワードになる気はしてたんだよなぁと言い訳を並べて,無学な自分への当てつけとしておきます。
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