「何度だってやり直せるよ」と,50歳くらいの女性が言っていました。
そのなのかぁ,と思いました。
もう少し説明します。
道端に4人のおばあちゃんたちが2列で並び,先ほどの女性がカメラを向けていました。一枚撮ったのですが,誰かが目でもつぶったのでしょう。NGだったらしく,先ほどのセリフが出てきました。おばあちゃんたちは,もう自分一人では動けなさそうでしたが,カメラに向けた笑顔はほどよく明るいものでした。
何度でもやり直せると聞くと,反射的に主語に「人生は」とつけたくなります。そして,なんとなく自分の生きてきた軌道を俯瞰して,やり直したいことや,それができないことを反芻したくなります。
しかし,そこまで自動的にレールを引かれると,逆にそこから逸れたくなるのもまた事実です。こんな安い感傷に流されるのは御免被りたいのです。
それでも,どこかシンとした気持ちになるのを否定することはできません。「感傷に流されるなと思うと,余計にそういう考えが湧いてきます。
そんなことを考えていたろところ,丁度などさんがシロクマ効果と呼ばれる心理的現象の記事を書いていました。「考えを抑えようとすると,余計に考えてしまう」という実験です。
考えちゃダメだ考えちゃダメだ…シロクマのリバウンド効果 part1
「考えないようにしよう」
嫌なことがあったり,我慢しなければいけないことがあったりするとき,こう考...
いい感じに記事の宣伝ができたので,今日はここまでにします。
そういえば,シロクマ効果のことを考えているときは,感傷がどこかに行っていました。
ありがとう,シロクマ。
※疑似日記とは?
https://psychseeing.org/gn1-gijinikkinitsuite/
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