今日は朝からずっと雨です。外に出たら濡れねずみ必至の量が延々と降っています。
前から思っているのですが,空から水が大量に落ちてくるってなかなかの狂気です。
仮に水の循環が雨ではなく,地下水流とかでいい感じに賄っている惑星Xの住人が,地球に来たとしましょう。
X星人「なんか水落ちてきたんだけど」
地球人「雨だな。明日までやまないって予報だ」
X星人「え,まさかこの雨という水は一晩中落ちてくるのか?」
地球人「まあ,そうなるね」
X星人「濡れるじゃん」
地球人「濡れるよ」
X星人「家の中に水が入ってこないのかい?」
地球人「そうならないように屋根をきっちり作っておくのさ」
X星人「君たちは鉄をよく使うみたいだけど,すぐに錆びてしまうんじゃないか」
地球人「多少は仕方ないね」
X星人「それにこんな湿気じゃ,すぐに食べ物が腐ってしまう」
地球人「冷蔵庫が頑張ってくれるさ」
X星人「というか,雨が降っている間は光合成ができない。食べものの育ちが悪くなってしまうよ」
地球人「光合成は晴れてるときにすればいいじゃないかな」
X星人「なんというエネルギーの無駄遣い‥」
X星人との問答の中で,地球人はやがて気づくでしょう。水の循環を雨に頼るこの星が,いかに自分たちの幸福を妨げているのか。
水の惑星,恵みの雨,なんて謳い文句はナンセンスです。もっと現状をありのままに表現し,それを受け入れましょう。
びっちゃびちゃの惑星
今日から地球の通り名はこれでいきます。
コメント