雨の日の噴水(疑似日記part23)

疑似日記 (byササキ)

【雨の日の噴水】
既に足りているか余っているにも関わらず,同じものを恩着せがましい態度で与えようとするさま。

平和記念公園を通りかかったときに,ふと思いついた諺らしきものです。

一応説明すると,私が公園を通りかかったとき,それなりの量の雨が降っていました。視界が少し悪くなる程度です。そして,公園の入り口には大きめの噴水があります。

気持ちよく水を上に吹き上げる噴水は,晴れた時に見れば見事です。しかし,その日はなんというか,煩わしいなという感想しか出てきませんでした。水ならもう十分すぎるほど周りにあったためです。

この諺もどきを,ちゃんと諺として使うとしたらこんな場面でしょうか。

ケース①
A「カレー作りすぎちゃったな。とても食べきれないよ」
B「おーい。カレーパン買ってきたぜ」
A「え,カレーはもう要らない…。雨の日の噴水ってやつだよ‥」

ケース②
A「Bさんのこと大好き!」
B「ああ,嬉しいなぁ」
A「ホントに大好きだよ。ウソじゃないよ。世界の誰よりも大好きだよ。お願いだからし信じて‥」
B「そんなに同じこと何度も言われると,雨の日の噴水みたいに思えてくるよ」

 

雨は嫌いじゃないし,噴水も嫌いじゃないです。でも,2つ合わさるのは好きじゃないです。

だから何というわけでもないですが。

 

※疑似日記とは?
https://psychseeing.org/gn1-gijinikkinitsuite/

 

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